人はなぜ許せないのか?原因はどこにあるのか考えてみました。因果応報?

はじめに

生きていると様々な人と関わり、
「許せない!」と思うことがあります。

私も過去に許せなかった人が数人います。
許せない気持ち、よくわかりますよ!

この許せないメカニズムを考察します。

SNSやネット社会(背景)

芸能人の不倫や政治家の汚職、
ネット社会が進むにつれて
批判が過激になっている気がします。

学生だといじめの内容が
SNSを通じた陰湿なものへと変化。

許せない事例

昔はゴシップ止まりだったものが、
SNS等を通じて一般の人にも
「つるし上げ」の対象になりました。

一方通行と思われる道を
主婦が逆走し、車に対して文句をいう
画像がSNSで拡散されると
瞬く間に「許せない人」で溢れます。

そして個人の特定が始まり、
必要以上に叩くのです。

許せない種類が増えた

冒頭で伝えた「許せない」は
実体験を含む感情ですが、
例えあげた内容は体験してません。

つまり、反応する必要がないものまで
SNSを通じて気持ちが不安定になるのです。

さて、この種類の追加はプラスに働くのか?

自分が正しい!

先述した内容を繰り返して思考すると、
攻撃(批判)する能力ばかり高くなり、
自分に落ち度がなかったかという
振り返りをもつ力が育ちません。

つまり、実体験で許せないことが起きたとき、
「自分は悪くない!相手が悪いんだ!」と
頭の中で自己肯定が増殖され、怒りがこみ上げる。

因果応報

確かに理不尽な出来事があるのは事実ですが、
意外と気が付かない「因果応報」

ここで大切なことは振り返りができる人間か否かだと私は考えます。
相手の責任にするのは簡単ですが、
自己の成長を止めてはいけません。


許す力

家族間で許す力が問われます。
夫婦関係であったり、
親子関係は根が深いので
蓄積された想いが相手を許せなくさせる。

許す力とは迎合ではなく、
相手との対話を通じて理解することです。

ドラえもんのワンシーン

そお、自分の意見を全て通すと戦争になる。
これは国家間のみならず、
人間関係がある場所に当てはまりますよね。

自分のために許す

どうしても解決できない物事は
自分のために許しましょう!

【許す理由】
・怒ったときから時が止まる
・相手は変わらない
・ストレスを持ち続ける

許せないことで自分のメリットはありません。
一刻も早く、自分の考えを変える方が、
メリットが大きいと言えます。

怒りはほのう

仏教で怒りはほのうと言われてます。

「ほのうは全てを焼きつくす」


つまり、怒りの対象者だけでなく
多岐にわたって影響を及ぼすということ。

酷くなると自我が抑えられず、
人格まで変わったり、
自分の気づかないところで
悪い変化になる恐れがあります。

距離感を大切に

様々な人間観家があると思いますが、
重要なことは距離感です。

苦手な人とは最低限の関わりにして、
自分のことを認めてくれる・必要と
してくれる人と関わる比率を高める
だけで、気持ちがだいぶ変わります。

また、人間は自分を含めて変わっていく
生き物だと理解しましょう!

良いと思っていた人が苦手になったり、
苦手だと思って人が親切にしてくれたり。

それでもベースは距離感です!
自分で距離感を調整して
心のゆとりを持ちましょう!

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