はじめに
念願だった夢のマイホーム。
「こんなはずではなかった」と思う人が
1人でも減ってくれたら嬉しいです。
金融リテラシーが低いと
人生積んじゃうので知識を持って帰ってください。
修繕積立金とは
マンションは廊下や外壁、エレベーター等は共有部になります。
この共有部が経年劣化して修繕が必要になった場合は
居住者から集めた修繕積立金から支払われるのです。
将来の修繕費用のために積み立てておく費用ですが、
年々金額は高くなるので注意が必要です。
マンション全体を足場とシートで被ている場合は
外壁の大規模修繕で見た目もわかりやすいですよね。
※SUUMOより引用
修繕積立費が払えない
同じ会社だった派遣社員がマンションの管理会社へ転職。
Aさんの話を聞いてマンションの実態がヤバいことを知りました。
Aさんの管理会社は全国に展開するほどの
大手の会社で、修繕の見積作成から覚えるそうです。
Aさんは修繕に必要な内容を見積にまとめて
管理組合と交渉、合意がとれたら着工する流れですが、
毎月の積立金が払えない住民が多く、
改修工事ができないとのこと。
ケースとしては部屋数が多い場合は
1部屋あたりの負担率が低くなるため
工事が着手できないパターンは少ないが
部屋数が少ない場合、支払いができない
住民が多くなると改修工事ができない
パターンが多くなるそうです。
デベロッパーが低く見積もる
新築で家を買うとき、ローンと管理費、修繕積立金の
シミレーションをして最終的に購入するか判断します。
その時、修繕積立金は低く見積もる傾向があります。
実際、当初の予定から平均で3倍、MAX10倍になります。
デベロッパーは住宅を売りたいので見積もりは低い、
しかし、売ったら責任は問われません。
売りての都合ではじかれた金額を
鵜吞みにすると予想外になります。
資産価値がさがる
マンションの改修工事が進まないと
マンション全体の価値が経年劣化とともに下がります。
特に外壁の劣化は雨漏りや浸水の可能性を高め、
内装部分の劣化、カビの繁殖といった危険性を持っています。
湿気はただでさえ生活を大きく左右する指数になるのに対して、
雨漏りや浸水などが起きてしまうと一大事になってしまいます。
また、改修工事の費用はあるけど、
組合の合意がとれないと工事着手ができないため
マンション組合の質と連携が重要になってきます。
ローンとランニングコスト
マイホームを購入するときに注目しがちなのは
ローンの金額と支払い年数ではないでしょうか。
ローンさえ完済したら自分の資産だ!
という人は少ないはずです。
ここに大きな落とし穴があり、
35年ローンを返済中にも
修繕積立金の値上がりがあるため
支出の内訳に入っていないと
家計が苦しくなるので注意が必要です。
持ち家派と賃貸派
永遠のテーマですが、私は賃貸派です。
持ち家は資産で自分のものだ!
という方がいますね。
それは個人の考え方なので否定はしません。
私が賃貸派な理由は経済的圧迫と土地の制限です。
(マンション持ち家の場合)
・ローンの金利
・固定資産税
・管理費
・修繕積立金
・火災保険
・専有部の補修
ローン以外は死ぬまで支払い続ける。
(マンション賃貸の場合)
・家賃
・管理費
・火災保険
一見、同じように見えますが、
賃貸の場合、共用部や専有部の補修は
大家さんがやるので居住者が支払うことはありません。
また、建物が投資物件でなければ大家は1人なので
修繕にの方針は大家さん1人で決められるし
個別対応もスムーズにやってくれます。
土地の制限とは、居住地に根をはって生きるということ。
転勤があっても隣人がおかしな人でも、
子供がいじめにあっても、
引越しせずにマイホームを中心になることで
自分の選択しが制限されたくないのです。
マイホームを売るにしても、
購入金額以上の売値でないと
諸費用分マイナスになるし、
転勤になったら賃貸に出せばいいと
いう考えもありますが、
借りたい人がいるか問題と
戻ってくるときに居住者が
住み続ける問題があるので
外部的要因が自分の選択を
阻害することには変わらないと思ってます。
さいごに
最後に賃貸派を全面に出してしまいましたが、
持ち家派を否定しているわけではありません。
自分の人生、自分で決めるのが一番よいです。
私がお伝えしたいのは「知らなかった」とか
「そこまで考えていなかった」というのは
理由にならないことがあるので
家を購入する際は十分に気を付けてください
ということです。
ローンは思ってる以上に精神的負担になります。
デベロッパーや不動産屋のいうことを鵜吞みにせず
冷静になって情報を集めましょう(^^♪
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