はじめに
誰もが通るイベント、それは葬式です。
生を受けた方は例外なく経験します。
しかし、この葬式は本人は参加できないところがあるため、親が高齢になったら話合いをしておくことが大切だと思います。
今回、自分の備忘録として葬儀の流れをまとめました。TEARティアさんの情報がわかりやすく、内容引用したのでよかったらHPをのぞいてください。
葬儀の種類
◆家族葬
親族や親しい友人など親しい関係者のみが出席して執り行う葬儀。通夜・告別式、火葬等が執り行われる。
◆一般葬
親族以外に近所の人や故人と生前付き合いのあった方々が出席する、出席者の範囲が広い伝統的な葬儀。通夜、告別式、火葬等が執り行われる。
◆一日葬
親族や親しい友人など親しい関係者のみが出席し、通夜は執り行わず、告別式と火葬のみを執り行う葬儀。
◆直葬
通夜・告別式を執り行わず、親族や親しい友人など親しい関係者のみが出席して火葬のみを執り行う葬儀。
◆社葬
企業の創業者や会長・社長、社業に多大な功績を残した故人に対して、顕彰の意味を込めて当該企業が主体となって執り行う葬儀。社葬に先んじて、遺族・親族による密葬が行われることが一般的。
事前準備
◆危篤
危篤連絡を受けても、慌てずに冷静になりましょう。まずは危篤者の身近な方々への連絡や、休みが必要な場合は職場への連絡が欠かせません。故人と親しい方や会って欲しい方への連絡は事前に「連絡リスト」を作っておくのもおすすめです。
◆ご逝去(ご臨終)
ご逝去(ご臨終)後は末期の水を取る、エンゼルケア、死亡診断書・死亡届の受け取り、臨終を知らせるべき関係者への連絡、病院への支払いといった対応が必要です。失意の中にあっても、遺族の方はこうした対応を行わなければいけません。
◆葬儀社手配
故人のご遺体は病室から病院内の霊安室へと移されますが、霊安室には基本的に数時間ほどしか滞在できません。このタイミングで葬儀社(搬送先)の手配を行うのが一般的です。
◆ご遺体搬送・安置
葬儀までの間、ご遺体を安置しておく必要があります。病院の場合、ご逝去後はすぐに搬送を求められますので、早急に搬送先を決め、搬送業者の手配をする必要があります。一般的には手配した葬儀社が、ご自宅や葬儀会館・民間業者の安置所に寝台車で搬送します。
◆葬儀のお打ち合わせ
葬儀の打合わせを進めるにあたり、喪主の決定は欠かせません。
葬儀社が決まり、ご遺体が安置されましたら、葬儀社の担当者と葬儀の打ち合わせに入ります。その後「一般葬か、家族葬か」など葬儀形態を決め、次に宗教の確認、場所と日程、葬儀プランなど、故人の遺言や遺族の意向をふまえて決めていきます。
◆葬儀準備
葬儀前にやるべき準備として、打ち合わせと並行して死亡届の提出、遺影写真の準備、弔辞の依頼などがあります。喪主を中心に遺族・親族で協力して行いましょう。
葬儀までの運び
◆納棺・湯かんの儀
葬儀の前には、最後のお別れをするために、故人の身なりを整え、棺に納めてから送り出す「湯かんの儀」という儀式を行います。具体的にはお身体を清拭し、お化粧やお着替えを施します。
納棺の際には、副葬品も一緒に棺の中に入れていきます。副葬品として入れられないものもあるので、こちらは事前に確認しておきましょう。
◆通夜
葬儀の1日目に行われる通夜は、多くの方が参列する儀式です。近年は、夕方6時〜7時ころから行われ、親族だけでなく縁のあった方々が集まり、故人を弔います。
参列しやすい時間帯であることから、葬儀・告別式よりも参列者が多くなることもあります。
◆葬儀・告別式
故人との最後のお別れをするのが葬儀・告別式です。
仏式の場合、読経の中で宗教者が引導を渡すことで故人は現世に別れを告げ、迷いなく仏様のもとへ導かれます(宗旨・宗派により異なります)。参列者は焼香と合掌を行い、故人との最後の別れをします。
◆火葬
故人と最後のお別れをして出棺したあとは、火葬場へと移動します。そして炉の前で「納めの儀」を行い、棺を火葬炉に納めます。火葬後は、遺骨を骨壷に入れる「拾骨」を行います。
火葬にあたっては「火葬許可証」が必要になります。慌ただしい中で、この火葬許可証を当日に忘れてしまうこともあるため、葬儀社に預けておくことをおすすめします。
葬儀後
◆初七日法要
初七日法要とは、故人の命日から数えて7日目に行う法要ですが、近年では葬儀と同じ日に初七日法要を行うことが増えています。この法要では故人が極楽に行けるよう、読経し成仏を願います。
◆精進落し
初七日法要のあとは、精進落しです。葬儀でお世話になった宗教者や参列者などをもてなします。遺族は下座に座り、最上座には宗教者に座っていただきます。宗教者が参加できない場合は、お布施として御膳料をお包みしましょう。
◆散会・ご帰宅
精進落しをもって、葬儀は散会となります。喪主は最後に散会の挨拶をし、宗教者や参列者に感謝の気持ちを述べましょう。
葬儀後も、やらなくてはいけない手配は残っています。事前に確認し、見落としのないよう気をつけましょう。
葬儀後・散会後に必要な手配
◆御礼
多くの方のご厚誼を受ける葬儀ですが、御礼をするのは主に「香典をいただいた方」「参列された方」「供花・供物をいただいた方」「弔電をいただいた方」に分けられます。香典をいただいた方へ行う香典返しは、忌明け前に行う「即返し」と、忌明け後に行う「後返し」があります。後返しを行う場合は発送漏れがないように香典リストを作成しておきましょう。
◆忌明け法要の準備
仏教では四十九日まではあの世とこの世をさまよっていると考えられています。この期間を一般的に「忌中(きちゅう)」と呼び、四十九日以降を「忌明け(きあけ)」と言います。四十九日に行う忌明け法要は、喪に服していた遺族が日常生活に戻る大切な日でもあるのです。
忌明け法要に向けては、法要の準備に加えて本位牌の用意や仏壇の用意などを行います。
◆遺品の整理
葬儀後、比較的落ち着いたタイミングで故人の遺品を整理します。遺品には大型の家具や電化製品も含まれますので、遺族の方々と協力して進めていくことをおすすめします。
◆納骨
遺骨をお墓や納骨堂に納めるのが納骨です。納骨時期について規定は特になく、いつ行っても良いとされていますが、一般的には忌明け法要や一周忌法要などに行われます。
納骨場所について、近年では多様な選択肢があります。海洋葬などの、いわゆる散骨や、故人の遺骨を分骨し、一部を手元に置いておく手元供養など、供養する方の好みやライフスタイルに合わせて悔いのないように選びましょう。
まとめ
喪主や葬儀を手伝う経験は人によって違いますが、いざとなると混乱します。
喪主だと悲しみの中、葬儀を主催しなければならないので終活を含めてご両親と話し合っておくと負担は軽減できると思います。
大切な人に感謝をもっておくりたいですね。
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